
第1号機
KUROHIME(黒姫)
口径31cmF4.7の木製反射望遠鏡です。 三脚がなく、架台が上下方向と水平方向にフリーに動く「ドブソニアン」という形式の反射望遠鏡です。ドブソニアンは素人でも工作が容易なので、私の作る望遠鏡の架台は、以降、全てこの形式をベースに しています。
この望遠鏡は廃棄し、ミラーを第5号機に転用しました。
第2号機
OHZUTSU(巨砲)
45cmF4.1のボイド管で作ったドブソニアンです。
完成後、何度も手を加え改良しましたが、6号機を作った際、置き場所に困り、現在、分解し保管中です。


第3号機
YURACOUDE (ユラクーデ)
20cmF4 ボイド管製反射望遠鏡。
「ドブソニアン」と日本の彗星ハンターの草分け的存在であった、山崎正光氏の考案された「山崎式コメットシーカー」のアイデアを組み合わせ、鏡筒をどんな角度に向けても接眼部の高さが変わらない構造としました。観測用の椅子にもキャスターを取り付けており、水平方向も視点の移動が容易にできるように工夫しています。
現在は、廃棄分解し、ミラーを第7号機に転用しました。
第4号機
YURATRUSS(ユラトラス)
45cmF4.1 反射望遠鏡。米国のサイトで見たトラス構造の軽量ドブソニアンを参考に設計しました。
ミラーは、第2号機のものを転用して自作しましたが、第2号機を再び改良して作り直す際、ミラーを外して、再び第2号機に戻したため、この第4号機は廃棄処分しました。


第5号機
MOKUZUTSU (木筒)
31cmF4.7 ボイド管製ドブソニアン
ミラーは第1号機のものを転用し、ボイド管には木目調のシールを貼り付けています。シンプルな作りで、使い勝手も良く、軽量 で車による運搬も容易な望遠鏡なので、一般向けの観望会で使っていましたが、現在は処分してしまいました。

第7号機
AKAZUTSU(赤筒)
天体撮影用に初めて作った鏡筒(赤道儀は市販品)です。口径20cmF4ニュートン式反射望遠鏡で、ミラーは第3号機ユラクーデのものを転用しました。
第8号機
YURAθ(ユラシータ)
天体撮影用としては、第2号機となる鏡筒です。双眼鏡のジャンク品のレンズを使って自作した、口径10cmF4.5の屈折式の鏡筒です。対物レンズの前に、数種のリングを装填することにより、Fが、4.5~7まで変えられるよう工夫しています。